一人1キログラムのゴミを毎日出しており、 年間で一家庭から1〜2トンのゴミを出しているのです。
ゴミの焼却炉は、ヨーロッパの環境先進国の10倍以上で、 ダイオキシン排出量も世界1位です。
現在、全国の理・美容室、理・美容学校などで使用されている『カットウィッグ。』それを取り巻く環境が大きく変化しています。カットウィッグについては約40年もの間、その歴史の中で変化を迎えぬまま現在に至っており,市場環境が変化する中で、多数の問題点が明確になってきています。その中でも、今問題となっている『環境(エコ)』に対しての取り組みが遅れています。
従来のカットウィッグは、内部にウレタン剤を充填(固形化)させており、一般的に「粗大ゴミ」の扱いとなり、不燃物の袋に入れて一般的なゴミとして出すことができません。廃棄するにも、申請等の手間や、廃却費用の高騰が大きな負担となってしまいます。カットウィッグは毎年約100万個以上も処分されており、毎年処分されるカットウィッグの処理は、美容業界にとって大きな問題となっています。
美容室においても、保管場所に広いスペースが必要になってしまいます。取り扱い企業においても、保管場所や運搬費用が大量に必要となってしまいます。